事前準備

PDFからkintoneへ登録する際に設定したそれぞれのフィールドの紐づけを、次回の登録の際に再利用したい場合は、その情報の保存先となるアプリをご用意下さい。

フォームには、次のフィールドを配置します。
1. 保存済みのコピー設定を参照する際の参照名となる文字列を登録しておくフィールド
2. コピー設定を登録しておくフィールド
いずれも文字列（1行）フィールドです。

本プラグインをインストールするアプリとは異なるアプリを用意して下さい。

設定

プラグインの設定画面を開き、内容に沿って各項目を指定して下さい。

本プラグインではOpenAI API キーは必要ありません。

操作1

レコード追加・編集画面を開くと、ボタンが表示されますので、ボタンを押下すると表示されるファイル参照ダイアログから、kintoneに取り込みたいPDFファイルを選択して下さい。

操作2

取り込まれたPDFの解析が終わると、HTMLファイルに変換されたPDFのテキスト群が表示されます。

赤丸で囲まれた虫眼鏡アイコンはコピー設定保存先アプリを指定した場合のみ表示されます。

操作3

PDF内のkintoneにコピーしたいテキストにカーソルを合わせると強調表示されます。

操作4

強調表示されたテキストをダブルクリックすると、コピー先となるkintone側のフィールドの選択画面が表示されますので、コピー先を選択して下さい。

kintone側のフィールドとして選択可能なフィールドのフィールド形式は以下の通りです。

1. 文字列（1行）
2. 文字列（複数行）
3. リッチエディター
4. 数値
5. 日付
6. 時刻
7. リンク

操作5

テーブル行をサブテーブルにコピーする場合は、テーブルのヘッダー行(先頭行)にカーソルを合わせて、コピー先となるサブテーブル内フィールドを選択して下さい。

テーブル内の特定行のフィールドをkintoneのサブテーブル外フィールドにコピーすることは出来ません。

操作6

コピー設定が完了したら、登録ボタンを押下します。

操作7

kintoneへのコピーが完了すると、コピー設定保存先アプリを指定した場合は、設定内容を保存するかどうかの確認ダイアログが表示されます。

コピー設定保存先アプリを指定していない場合は、操作11へお進みください。

操作8

設定内容を保存するように選択した場合は、設定名を入力して保存をします。

コピー設定保存先アプリを指定していない場合は、操作11へお進みください。

操作9

保存済みの設定は虫眼鏡アイコンから参照出来、選択後には保存された設定内容に基づいてコピー設定が表示されます。

解析したPDFの構造が一致していない場合、テキストの位置がずれ、予期せぬテキストがコピー対象となることがありますが、その場合はPDF内のテキストを再選択することで修正されます。

コピー設定保存先アプリを指定していない場合は、操作11へお進みください。

操作10

保存済みの設定を呼び出した後で、コピー設定を変更した場合は、登録後にその設定情報を更新するかどうかの確認ダイアログが表示されます。

コピー設定保存先アプリを指定していない場合は、操作11へお進みください。

操作11

コピーが完了すると、kintoneの画面に戻ります。